3ヶ月目にして職業公開w

2020/11/22

今日はすごく興味深く、考えさせられた記事があったので、

それについて語ってみよう。

 

私は高齢者施設で働いていて(このブログで3ヶ月目にしてやっと仕事内容公開w)、

主に認知症の方と多く接している。

あまり認知症について詳しく知らない人は、

「同じことを何回も言ったりするんでしょ。」

「すぐ物事を忘れるんでしょ。」

くらいの感覚しかないのかなと思っている。

認知症にも人それぞれ症状は違っていて、全ての人に同じケア方法で対応が

出来るわけではない。

認知症の方に接するって、私たちでも本当に難しい。

昨日OKだったことが、今日はNGなんてざらにあるしね。

でも私たちは介護のプロフェッショナルとしてやっているわけで、

一緒に過ごしてきた家族はそうではない。

介護のプロフェッショナルとしてやっている私たちでさえ、

自分の親が認知症になるとそれを受け入れられない人もいる。

だから認知症について何も知らない家族にとっては、

これから認知症になった親や家族を介護していくなんて想像を絶するものだと思う。

今日の記事とは、

「なんで忘れたの?」「訓練すれば…」認知症の人を地獄に落とす家族の善意

というもの。

よく認知症って、昔の記憶は覚えているけど、直近の記憶は忘れてしまう、

だから同じことを何回も言ったり聞いたりする。

でもそれって「忘れている」んじゃなくて「記憶しづらくなっている」だけ。

認知症の方って、5分前にあったことを「覚えていない」のね。

だから「覚えていない」ことに対して「忘れる」ということはあり得ないのだ。

でもこんなこと、介護経験がない家族にとっては理解が出来ないよね。

私もまだ介護業界に入る前に、認知症の祖母が数分おきに同じことを何度も

言っていたのだが、その行動が全く理解が出来なかった。

そもそも認知症なんて知らなかったしね。

だから「何で同じこと何度も言うのだろう。」とすごくイライラしていた。

認知症の方の中には、自分が認知症であるということを自覚している人もいる。

どんどん記憶しづらくなっていき、家族に負担をかけてしまっている現実を見て、

一番苦しく辛いのは本人だと思う。

認知症の方の行動が理解が出来ないと思う人はたくさんいるだろうけど、

それも何か理由があってそういう行動をとっているんだよね。

認知症になったって、心がなくなるわけではない。

『私たちと何も変わらないのだ。』

中には認知症になり、行き場のない人や、介護に疲れ果て困っている家族もいる。

私たちはそんな認知症の方や家族が、認知症になっても何も変わらず、

安心してハッピーに過ごせる場所を創りたいと思いやっている。

認知症は多少の進行は遅らせることが出来ようと、治るものでもないし、

症状は進行していく。

それを止めることは出来ない。

だから認知症になろうとも、ともに過ごしていくしかないのだ。

認知症になったかとて、不幸の道が待っているわけではない。

人間には生きている限り、幸せな道が待っていると私は思っている。

その幸せな道を創ることが私たちの目指すところ。

まだまだ小さい施設なので、もっともっと私たちのことを知って欲しいと思う。

私たち以外にも、同じような思いでやっている施設もたくさんあると思う。

今まで共にしてきた家族を施設に預けるのはと、後ろめたさを感じている

家族もたくさんいるし、そんな家族にたくさん出会ってきた。

そんな家族に会うたびに、自分も会社もまだまだだなと感じてしまう。

認知症の方も、その家族も、私たちも、すべての人が本当にハッピーに過ごせる

社会を早く創りたい。

みんなが笑顔でいられる場所を…。

 

いくら介護のプロフェッショナルとて、人間だから感情が出る時もあるだろう。

でも一緒に働いているメンバーには、

そんな時があっても、1人1人が何を大事にして今を生きているのかを考えて欲しいし、

大事にして欲しいと思う。

そして認知症の方にもその家族にも、大事にしているものがあるということを

考えれるようになって欲しい。

ちょっと重たいと思うかもしれないけど、

私は本気でやっている以上、

今のメンバーと一緒に、一生働いて(は重たすぎるかw)、

介護にかかわるすべての人がハッピーになれる場所を創っていきたいから、

どんなことがあろうと頑張って一緒に前を向いて進んでいって欲しい。