2021/12/13
「介護」
この言葉を聞いて思い浮かぶものは何だろう。
これにはたくさんの言葉が出てくると思う。
おじいちゃん、おばあちゃん。
車椅子、ヘルパー、おむつ交換。
たくさんたくさんあるだろう。
私が介護に携わってから思い浮かぶ言葉。
「出来なくなっていくことをしてあげている」
というネガティブ感情。
これをみんながハッピーと思えるようになるにはどうしたら良いか。
私に何が出来るのか。
そういう想いで今、介護というものに携わっている。
「子育て」も同じように、
母親がするものといったネガティブ感情がある。
自分が、誰かがやってあげないと、やらないといけないという、
変な使命感。
それって誰の為にもならないしなっていない。
未来には「介護」や「子育て」といったワードがなくなり、
もっと違う表現でハッピーなものになる、
それを実現出来るのが今の場所だと思っている。
ただ、私1人で出来ることではない。
だから年齢や業種など何にも縛られず、
たくさんの人が集まり、
みんなで未来をつくっていく。
そんな想いに批判や反発はつきもの。
それは重々に理解している。
全てが上手くいくわけではない。
だけどいつまでたっても昔ながらのやり方で、
「してあげている」「見てあげている」
「だから私が一番偉いんだ」
的な考えを持っている人も中にはいる。
時代が変わるにつれ、ニーズも刻々と変化していく。
そういった背景も取り入れながら、
常に変化し続ける自分でありたいと思う。